ナンバ歩き

今月のJAFメイトに『ナンバ歩き』なるものが紹介されていた。明治以前の日本人がしていた歩き方、だそうで、詳しい事はこの辺を見てくだされ。


実は以前、なんかのテレビ番組で、かつての200メートル世界記録保持者、マイケル・ジョンソンの走り方が紹介されていたのを見たことあるんだけど、このときに、このマイケル・ジョンソンはこのナンバ歩き(放送ではそういう表現は使っていなかったが)と同じように肩と腰をひねらない走り方をしていると紹介されていた。


で、テレビに影響されやすい小生は、以後このマイケル・ジョンソン風に肩と腰をひねらない歩き方を練習。最初は今までと上半身の動きがまったく違う、つまり今までは右手を前に出すと同時に右肩を出していたのを、今度は右肩構えに出たら右手が下がる(右足はそのときは前に出ている)ようにしないといけないため、頭で考えながら、でも思ったように体が動いてくれずずいぶん苦労したものである。


今ではほとんど意識しないでできるようになったが、やはり長年染み付いている歩き方は変えられず、時々上半身をひねる動きに戻ってしまうんだよねえ。見よう見まねではじめた歩き方なので、本当のナンバ歩きとは違うのかもしれないが、なれるとなかなか歩きやすい歩き方なので興味のある方はぜひ一度お試しあれ。