広まりつつある?
ヨーロッパではカーナビと言えばPND、つまりパーソナルナビゲーションデバイスのことだそうで、それ専門のメーカーだけでなく、日本でおなじみの家電からパソコン、ゲーム機まで何でもこなす某S社や日本では普通のカーナビしか出してない某A社までが参入し激烈なシェア争いを繰り広げておるそうです。
ヨーロッパだけでなくアメリカでもPNDは普及しており、日本でもその波が徐々に押し寄せてきたようで、小生が持っているP350や迷WAN、日本で古くから持ち運びが出来るカーナビを販売していたサンヨーも、これまではとてもPNDとは呼べないポータブルナビではなく、PNDと呼べるミニゴリラや本来はゲーム機であるPSP用のGPSユニット及びカーナビソフトも販売されたりとだんだんとPNDが普及しつつあります。
まあそんな話はここで何度か紹介しておりますが、今回またこんな話をしたのはなぜか、というと、PDAでは定評のあるiPAQからもPNDと呼べるPDAが登場しました。
実は小生、P350はとても気に入ってまして、ナビだけでなくPDA本来の機能であるスケジュール管理からメモ帳、メディアプレーヤー(本来か?)といろんな使い方をしております。純粋なPNDだとメディアプレーヤー機能はついているものがほとんどですが、PDA的な機能はほとんどありません。なので、ナビとしてはかなり劣るわけですが、P350を手放せないでいるわけですが、今回のiPAQはしっかりとPDA機能があるわけでして(PDAだから当たり前)、さらにP350にはない無線LANやBluetoothも付いてきています。さらに内蔵メモリは最初から2GBあり(P350は1GB)、これでお値段はP350より1万円しか高くないと言うのははっきりいってそそられます。
GPS部分もP350とほぼ同スペックなので、製品自体の出来のよさでは定評のあるiPAQなだけに、浮気心がむずむずと芽生えてくるわけですが、さて問題になるのはナビソフトである“b-Walker for iPAQ Navi”。
これがどうもネックのようでして、できばえ自体はP350のナビソフトであるMIOMAPとほとんど変わらないらしい。というか、MIOMAP並みにあまり評判がよろしくないらしい。
と、言うわけでPDA自体のよさはデザインといい機能といい間違いなくiPAQのほうが上なのだが、肝心のナビ機能はどっこいどっこいのようだなあ。
まあ、新しく買う人はiPAQのほうが間違いなくよさそう(ぉ
追記)Miomapはb-WalkerのOEMらしい。“for iPAQ Navi”がMiomapと同等なのかは不明だが、まあほぼ同じ機能と見てよさそう。そうすると無線LANやBluetoothが最初からついてくるところだけが違いになるのかな。まあ製造メーカーの違いも大きそうですが。HPなら信頼できそうな気がするんですけど、さてさて。