走行ログテスト

NV-U3とP350GPS走行ログを取ってきて見ました。実験風景はこんな感じ。



ここでちょっと訂正。NV-U3は“WGS*.log”というファイル名になると昨日紹介しましたが、実際には“WG*.log”でした。WGの後は西暦・日付・時刻となっているようで、数字14桁が続きます。WG20081129055703.logって感じね。


で、データ形式はNMEA形式ですが、P350とほぼ同じ条件でログを取ってみました。P350もNMEA形式のログは取れるけど、データがまとめにくいのでGPX Logger For Mioというフリーソフトを使わしていただいております。こちらではGPX形式のログになるんですが、ほぼ同じ距離を走ってみたところ、GPXログのほぼ7倍近いファイルサイズになってしまってました。まあGPX形式はNMEA形式からいろいろ間引いたものなので当然といえば当然ですけどね。


で、これをKML形式に変換、それぞれをGoogle Earthに読み込ませ、色を変えてみたのがこちら。黄色がNV-U3で水色がP350



GPSチップは同じ&ほぼ同じ場所に設置してましたが、若干違いが出てますね。画面で見ている限りはほとんど同じだったんですが、こうやって見るとどちらも優秀といったところでしょうか。ほとんど空が開けたところしか走っていなかったのでGPS信号を受信しにくいようなビル街や簡易自立が効く短いトンネル等ではまた違った結果になると思いますがそれはおいおい。


ちなみにリルート検索のアルゴリズムは、P350が基本的に元のルートに戻そうとする(今来た道を引き返そうとさせることが多い)のに対し、NV-U3は針路を変えても、その進行方向のままでリルートしようとするので非常に小生の好みに合ってます。また、ビーコンユニットも何とか間に合い、普段何気なく走っている道でばんばん渋滞情報が入ってくるのにはある意味驚き。そして、その渋滞情報にあわせてすばやくリルートしてくれるので、これまた非常にありがたいです。まあVICSの情報自体が万全ではないので画面上は渋滞しているのに全然渋滞がないあるいはその逆のパターンなんかもしょっちゅうありえるわけですが、それはそれ。精神衛生上、渋滞情報がまったくないよりはるかにいいですからね。


後、GPSログを取るタイミングはやはり電源のON-OFFのようです。途中給油したんですが、NV-U3はシガーアダプターからの電源供給が途絶えると自動で電源が切れる(スタンバイ状態?)になるんですが、帰ってきてログを見てみるとここでファイルが分割されてました。なので、その日どこを走ったとかを見ようとすると、電源が切れるたびにログファイルが出来るのでちょっとややこしい&ファイル名が世界標準時なのでこれまたややこしいですが、結合してKMLファイルにまとめちゃえば問題ないので、まあよしとしましょう。


そんな感じでログ取もOK。渋滞情報もばっちり。性能も問題なし(今のところ)。しばらくは有意義なドライブが出来そうです。