おー、出たんだ

ネットブック全盛のご時世の中、UMPCを作り続けているのにいまいちぱっとしない工人舎で、GPS内蔵ながらOSにVISTAを使っているため同じ売り場に置かれながらも人影もまばらだったSC3シリーズにXP版が登場することになりました。

工人舎、タッチパネル液晶付きモバイルノートにXP搭載~価格も1万円値下げ（PC Watch)

このSC3シリーズがXP化されたという事は、実はある事実を物語っています。というのは、搭載されるCPUはAtomながらZ520という奴でして、これは同じAtomながらネットブックで使われているNシリーズと違い、チップセットにUS15Wという奴が使われています。このUS15WはいままでVISTAのドライバしか公表されておらず、AtomのZシリーズを使う場合は必然的にOSはVISTAにならざるを得なかったのですが、それが今回XPを搭載してきたという事は、ZシリーズでもXPが使えるようになったということです。

まあその話は前から出ていたんですが、ここに来てようやく実機が登場することになりました。これで同じAtom Zシリーズを搭載するDELLのmini12やWillcomのD4もXP版が出て・・・来るのかな。DELLは出す事が決まっているらしいけど、D4は売れ行きもいまいちっぽいしそんな噂も聞かないなあ。D4のXP版が出ればPCナビソフトのマップファンもあることだし車載ナビPCが簡単に出来るようになるんだけど、今のシャープさんだとそんな事はしてこないかなあ。

SC3のGrandmap PC naviはPCナビ専用ソフトながらどうも評価はいまいちなんだけど、タッチパネルでXPのUMPCという点では評価できるかなあ。

問題は値段が・・・。もーすこし安ければねえ。工人舎はアウトレットもあるのでそっちに出てくるのを待つかな。といっても出てくるころには他社からタッチパネル搭載のネットブックが出てくるかも。