ものすごい違和感

都内某所を走る地下鉄に乗ったときの話。


いつものようにホームに滑り込んできた電車に乗ったのだが、扉が閉まり発車してから何か妙な違和感を感じた。


別に異次元に加速するような感覚とか周りに美女しかいなかったとかむしろ黒服グラサンに囲まれたとかそういう違和感ではなく、電車の中の風景が何かしっくりと来ないと言うか・・・。


周りを見渡してようやくその違和感の理由がわかった。この電車(というか車両)、一切の広告がないのだ。


いわゆる中吊り広告の部分もそうだし、窓の上のスペース、扉のところ、すべての場所に広告がない。唯一路線図だけがあったのだが、それしかないのがまた妙な違和感をかもし出している。


東京メトロではなく都営の地下鉄だったのだが、広告代を取らなくていいぐらい余裕なのか、それとも広告の入れ替え途中だったのか。


何はともあれ、なんだかものすごく珍しいものを見た気分を味わえたのでありましたとさ。