ひさびさに“あの人”の話題

正確には弟だけどね。先月メキシカンの世界ランカーと試合をしましたが、試合会見前になにやらものすごい自信満々だったようで。こちらの記事はまだおとなしめ(それでも最悪3回には終わるとか書いてある)ですが、なにやらテレビでは『俺は人間を超えたぞ!』みたいなことをしゃべっているシーンが放送されましたが、さてさて試合はと言えば、2-0(それも二人とも1ポイント差)でぎりぎりでの判定勝ち。試合を見た観客が『八百長じゃないか!』と亀田(あ、書いちゃった)側と乱闘になったとかならないとか。


デビューして7戦目で老獪なメキシカン相手にあれだけの試合をしたこと自体は評価してもいいのだが、試合前の大口があまりにもすごすぎて、その分叩かれまくるんでしょうな。『最悪でも3回』という自慢の強打はダウンどころかまともにぐらつかせることも出来ず、攻撃はワンパターンの左フックぶんぶん丸。たまに放つ右ストレートもまともに当たらずじゃあねえ。


兄貴のほうもそうですが、攻撃&ディフェンスがワンパターンすぎて、層の厚いこのクラスじゃあ二人ともいつまで持つのやら。


で、何でいまさらこんな話題を持ってきたのかと言うと、何とかぎりぎり勝った相手が一応は世界ランカーだったため、弟が無事世界ランク入りされた、と言うニュースを見たからです。まあランクされたと言っても26位なので、胸を張って『俺は世界ランカーだ』なんていえるポジションじゃないですが(ちょっと皮肉ってみました)、何はともあれ今後は上位ランカーと対戦してランクを上げていけるようになったわけですが・・・果たして10位以内に入ってこれるんでしょうか。というか兄貴もそうですが、日本人ランカーとはいったいいつ対戦するんでしょうか。


最近頭から離れない言葉。『弱い犬ほどよく吼える』


そうじゃないことを早く証明して欲しいなー。