ルノーどうした

中国GPを録画で見たんですが、予選でダントツの早さで1・2を決めたルノーに比べ、フェラーリはいまいちな走り。ここのところ調子を上げてきたように見えていたマッサはなんと13位で、ミハエルはどうにか5位に入るのがやっとという有様。


どこだったかの雨のレースでミハエルがぱっとしないときがあったけど、今回もそんな感じかなあと思ってレースを見てみると、これがまあびっくり。序盤こそホンダに前をふさがれてポールから飛び出したアロンソの先行を許すも、その後じりじりと追い上げ、中盤タイヤのトラブルかペースの上がらないアロンソが2位につけていたチームメイトのフィジケラに抜かれ、さらにミハエルにも抜かれたときはあんまりにも意外な展開に笑ってしまったよ。


で、フィジケラは3回目のタイヤ交換のピットアウト時にミハエルに抜かれ、結局ミハエルがこのまま優勝。3回目のタイヤ交換で速さを取り戻したアロンソがファステストを連発して猛追するも追いつかず。で、ミハエルとアロンソのドライバーズポイントが同点になるも、優勝回数が1回多いミハエルがシリーズトップに立ったって言うんだからレースは終わるまでわからないねえ。


雨のレースは荒れるので見ていて面白いんだけど、今回はその例に漏れず見ごたえが大変ございました。


さあ、これでシリーズチャンピオン争いはますます面白くなってきた。次の鈴鹿と、最終戦のブラジルで決着がつくわけだが、さていったいどっちが最後の最後に笑うのか。流れからするとミハエルがチャンピオンに輝いて引退、と言ったところだが、アロンソが最後の踏ん張りを見せてくれるのかな。