くだらないこと2

<つづき>
都市や国家クラスならそこに住む人だけに被害が出る(そうではない場合もあるが)ので、おそらく公表されるだろう。しかし、地球規模のものがぶつかるとわかった場合、いったいどうなるのか。

現状、人間が地球の外で長期間、それも大人数暮らすことは不可能。ということは、Aクラス以上の隕石がぶつかった場合は、全人類が壊滅する可能性がある。

と、なると、ほとんどの人にとっては衝突=死を意味するわけで、騒ごうがわめこうがどうしようもないことになる。

そうなった場合、果たして政府機関等はこの事実を公表するのだろうか。無用のパニックを避けるためにあえて公表しないのではないだろうか。

もちろん現在の情報環境を考えればそんな巨大な天体がぶつかろうとしているのを政府機関があえて秘そうとしても隠蔽しきれるわけもなく、あっという間に誰でも知ることになるだろうが、そのとき、政府機関は果たして公表するのかなあ。

生きるか死ぬかということよりも、政府が公表するかどうかなんてくだらないことを考えてしまうあたりがいかにも小生らしいが、さてさて、今回の衝突(するかもしれない)騒ぎはいったいどうなるんでしょうな。

ハレー彗星の尾の中に突っ込むのが確実になった場合、人類は尾の中の有毒ガスによって絶滅するなんて話が広まり大騒ぎになったそうだが、結局尾の成分は大気の層を通過することはなく、現在に至っているわけです。今回の騒動は、いったいどういう結末になるんでしょうなあ。笑い話ですめばいいんですが・・・。