ぼふっ

昨晩妙なものを食べたのか、それともお腹を冷やしたのか。朝からなんとなくお腹の中を駆け回っている奴がいる。

これが固形物っぽい感じならそんなに気にすることはないのだが、どうにもこう気体っぽい感じ。

それも、半端じゃない量の気体が渦巻いている予感。

そして迎える儀式。

暗くて狭い部屋におもむろに赴くとそのときはやってきた。

ぼふっ!

体が少しだけ重力に逆らったような気が、宇宙開発の歴史を体感した気がした昼下がり。

消臭スプレーを振りまく時間がいつもより長かったのはナイショだ。