なんじゃこりゃ

ボクシング話。

昨日のエキサイトマッチで、ヘビー級の注目選手ウラディミール・クリチコが登場。2メートルの長身にテクニックと強打を持ち合わせ、世界タイトルを取りヘビー級の今後を担っていく実力者といわれながらピークを過ぎたと思われるベテランにまさかのTKO負け。

で、その復帰第2戦となったわけです。相手はベテランでテクニシャンのダネル・ニコルソン。実力は一流とはいえないかもだが、そこそこ強い選手。

で、この強いニコルソンをウラディミールがどう攻略するかがこの試合の見ものだったわけだが・・・。

感想:なんじゃこりゃ。

ニコルソンも2メートル近い長身で、リーチ差もほとんどないはずなのだが、いざ試合が始まってみるとやはりウラディミールのほうが射程距離(変な表現)が長く、また体格差もほとんどないのにすさまじいプレッシャーを与えてくる。

これにニコルソンは最初っからへっぴり腰。左手を突き出すかクリンチするだけ。

もちろん時々攻撃を見せるのだが、よけてくださいといわんばかりの大振りのパンチ。

これが当たれば先日のK1の堀vsモー戦の様に一発大逆転もありえるのだが、そのパンチ自体も少なく、ほとんどがクリンチ、クリンチ、クリンチ。

おまけに途中両腕を下げノーガード戦法とか見せるもまるでやる気なし(そう見えた)。

で、何をしたかったのかわからないまま連打を浴びレフリーが試合を止めてたんですが、久々にやる気なさ全開の試合を見ました。