君も食べる?

昨日の出来事なのだが、お昼ご飯を外で食べる羽目になり、おまけにお弁当を持っていたものだから、公園のベンチで食べることになってしまったのだ。

まあ、お弁当といってもおにぎりなんだけどね。

時間が遅かったこともあり(15時ごろ)、また天気も悪く公園にはまったく人がおらず、一人ぽつねんとベンチに座りおにぎりをほおばるプチはげプチデブめがね親父はまったく絵になりません。

で、一つ目をほおばっていたときどこからか『にゃ〜』と言う鳴き声。

ふと顔を上げると目の前に一匹の猫が。目の前といっても1メートルほど離れた場所なのだが、そこに茶と黒が混じったマーブル模様の猫がぽつんと座っており、小生の方を向いてかわいらしく鳴いている。

そうか、お前もおなかがすいているのか。ちょうどおにぎりの具がシャケフレークだったので、それを一つまみあげようと近づこうとしたら・・・・逃げるのかよ!

ねだる割には近づこうとすると逃げてしまいます。

しょうがないので小生と先ほど猫がいた場所の中間距離にシャケフレークをおいて、小生はまたベンチに戻ってもぐもぐ。

猫君、小生がベンチに戻ると元の場所に戻ってきてまた『にゃ〜』。

君のためにご飯をおいたんだよ、気付いてくれるかな?と思っていたら気付いたようで、小生の方を警戒しながらシャケフレークに近づきぱくぱくと。

食べ終わるとまた小生を向いて『にゃ〜』。でも、君はその距離から近づこうとしない。えさをねだることはしても近づかないのは、子供とかにいじめられたりしたことがあるからかな?

小生はまた一つまみご飯をあげて、猫君はそれをぱくぱく。

でも、それで満足したのか今度は小生の方を向くことはなく近くの茂みの中に歩いていったのだ。

小生がいつものように『にゃ〜』と鳴くと君は茂みから顔を出してこっちを見るけど、すぐに隠れちゃうのはもう小生に興味がないからだね。

どんよりとした曇り空の下の、ちょっとした出来事でした。(落ちも何もなくおしまい)