珍しい試合
先日テレビで放送されたボクシングの試合は、ノンタイトル10回戦ながら、方や日本チャンピオン(畠山)、方やOPBF(東洋太平洋)チャンピオン(山口)でなおかつ同じ階級という試合。
何でも同級の現役王者対決というのは32年ぶりということ(また、両者とも世界ランカー)。
ノンタイトル(つまりどちらのタイトルもかかっていない)だが、勝った方は間違いなく国内最強の称号を得、世界挑戦への切符をぐっと引き寄せるわけで、両者ともリングインした際の顔はすさまじく気合の入った顔。これは面白そうな試合になりそうだ。
で、試合が始まってみると4Rまでは変幻自在な動きを見せた山口がペースをつかみ、5R以降はスロースターターな畠山が試合をリード。
決定的なシーン(相手がぐらついたりダウンしたり)はなく、またクリンチが多かったもののなかなかの接戦で見ごたえがありました。
しかし、試合は1-0のドロー(一人は畠山)。国内最強を決めるまではいたりませんでしたが、タイトルはかかってないものの同階級の王者同士の対決というのは見ていてわくわくしましたよ。
ぜひ再戦をして国内最強をきっちりときめてほしいものだが、さてどうなりますやら。