不思議

先日放送されたK1GP福岡なんですが、とっても不思議なことがある。

何かといえば、登場選手の中にいたマーク・ハント

何が不思議なのかといえば、何でこの人倒れないの?

というのは、まず1戦目。“ブーメランフック”でおなじみのレイ・セフォーの強烈なフックを何度もまともにもらっているのにまったく動じない。試合は判定で敗れたけどね。

そのあと、セフォーのリタイヤ(ハントに勝ったのだが、ダメージが大きくドクターストップ。って激しく打ち合ったハントはけろっとしているのに)により元OPBFチャンピオンで、“パウンド・フォー・パウンド)ロイ・ジョーンズ(いずれもボクシングね)とも対戦歴のあるさすらいのキックボクサー、アダム・ワットとも対戦する。

このアダム・ワットマイク・ベルナルドから2度のダウンを奪ったハードパンチャーなのだが、ハントはこのワットのパンチにもたじろぎやしない。まともに入っているんだけどねえ。

逆にハントはこのワットをKOしてしまうのだが、とにかくハードパンチャー(セフォーとワットね)の強烈なパンチをまともにもらっているのに何ともないのは一体どういうわけなんだろう。

パンチがヒットする瞬間に首をひねる、いわゆるパンチを殺しているわけではないのになぜ倒れないのだろう。

テンプルやあごにあんな強烈なパンチをもらえば、の〜みそが揺れて脳震盪を起こすはずなんだけどなあ。

・・・もしかして、脳なし?<そんなわけねえって

・・・もしかして、不感症<それは違うって

・・・もしかして、改造人間<それは絶対にないって

とにかく不思議なマーク・ハント。K1GPの本戦では“バトルサイボーグ”ジェロム・レ・バンナと1回戦で激突するそうだ。豪腕バンナのパンチをもらってはたしてダウンすることなく立っていられるのでしょうか?注目です。