いまさらですが亀田次男

先日行われた亀田次男の試合を見た(ビデオね)んですが、なんだか最初っからものすごい違和感。


なんだろうこれー、と思ってよくよく見てみると、後楽園ホールのいたるところに若い女子の顔、顔、顔!試合が始まるといわゆる“黄色い歓声”が飛び交っているわけで、ああこれが違和感の原因なんだなあ。


デビュー4戦目でまだ海のものとも山のものともわからないような新米ボクサーがこれほど人気がある(それもボクシングとは無関係そうな若い女子に)というのは不思議なものですなあ。


ちなみに試合はといえば、今までの相手よりは格が上ながら、それほどたいした選手じゃなく(一応インドネシアの前国内王者とのことだが)、序盤からボディーを打たれまくってダウンを喫し、立ち上がるも挑みかかろうとする亀田次男の前にすぐにひざをついて試合放棄。立ち上がって一発もパンチを交えずに試合放棄するぐらいなら立ち上がるなよ!と言いたかったよ。


で、亀田次男の評価なのだが・・・まあはっきり言ってまだ“パンチがあって負けん気が強いやんちゃ坊主”といったところでしょうか。相手がかませ犬みたいな選手ばかりなので、テレビを見た限りではまだなんともいえないなあ。


日本ランカーあたりと対戦してくれればまだ評価のしようもあるんだけど、亀田兄を見る限りはそれはなさそうかなあ。日本人選手との対戦なしに亀田兄は世界の切符を手に入れたわけで、亀田次男もそのルートを通ることになりそう。


さて、次はその亀田兄か。順当に行けば王座決定戦に勝利するのは間違いなさそうだが、なにが起こるかわからないのがボクシング。ここでころっと負けたりすると、せっかく盛り上がったボクシング人気も一気に落ち込みそうだが。


っていうかそもそもボクシング人気というよりも亀田人気かな(苦笑。ボクシング自体は相変わらず人気が・・・。