PSP

先日されどこも品薄という人気の携帯型ゲーム機PSPだが現時点では小生はあまり欲しいとは思わない。

というのは外でゲームをしたいとは思わないし、MP3や動画を再生できるといってもメモリースティックDUOでしかデータを持ち歩けないんじゃあ大して使えない(と思う)し、PSPで初登場となった次世代光ディスク『UMD』(片面で1.8GBの容量を持つMDサイズの光ディスク)も、ゲームタイトルしか存在しない(ようだ)。

メモリースティックDUOも最大2GBのものもあるようだけど、お値段がとってもお子様価格じゃないし、普段使うのを考えるとちょっと高すぎ。

が。

将来、UMDが普及しだす&これのリライト・リライタブル仕様のものが登場すると話はぜんぜん違ってきます。

まず、PSP自体の機能を考えると、ゲーム機としてはちょっと高いのかもしれないが、ポータブルAVプレーヤーとして考えると信じられないほど格安。

UMDが普及すれば1.8GBじゃあDVD画質の動画を持ち運ぶというのはちょっと厳しいかもだけど、もともとPSPはMPEG4準拠の動画データしか再生できないようなのでそれだったら多少画質は落ちるものの映画1本分ぐらい余裕で入りそうだし、例えばリライタブルのUMDがあればそれに録画したテレビ番組をぽーんと落とし込んで電車や車での移動時間に鑑賞したり、MP3データを大量に詰め込んでジュークボックス代わりにも出来るし。

iPodとかに比べれば容量ははるかに少ないけど、そもそも音楽を1万曲詰め込んだってそれを全部聴くのに何時間かかるんだって話。1曲3分としたって1万曲だったら3万分。時間にすると500時間ですよ。24時間ぶっ通しで聞き続けたって21日近くかかるってことだ。そんなに大量のデータはいらんわけですよ。

それを考えると1.8GBでも十分、っていう気がするわけですよ。

まあ、それもすべてUMDが普及すれば、というのが条件ですけどね。それかメモリースティックなどが大幅に価格が下がり、例えば2GBで5000円とかで買えるようになれば、PSPは単なるゲーム機の枠を超えた携帯オーディオ機器の頂点に君臨する・・・わけはないかな(苦笑

UMDがどう広がって行くのかが見ものですな。