ガッティとウォード

ボクシング話。

3日の放送ようやく見ました。で、この両者ですが今回は第2戦目。1戦目ではボクシングと言うよりは“男と男のど突き合い”。すばらしく見ごたえのある試合でした。で、この試合はウォードがガッティからダウンを奪ったもののどちらが勝ってもおかしくないきわどい接戦。

で、僅差の判定でウォードが勝ちましたけど、今回はどうなるんでしょうか。

試合。激しい打ち合い、というよりは今回はガッティがフットワークやボディーワークを駆使しなんとしてもウォードに勝とうという戦い方を見せる。かたやウォードは相変わらずの戦法。とにかく間合いを詰めて殴り倒す、というものだったのだが・・・・。

ガッティの右のカウンターが大当たりで、3Rにウォードがこれをもらってダウン。立ち上がってもしばらくふらふらしガッティの連打になすすべもなく、これはレフリーに止められてもしょうがないなあと思ったら、ここからがウォードの真骨頂。

ぐらぐらになりながらも反撃し、逆にガッティをぐらつかせる。

しかしダメージは明らかにウォードのほうが。それなのに相手がぐらついたと見ると反撃する様は凄まじいです。

しかし、ガッティのテクニックを駆使した戦い方に大差の判定で敗れてしまったけど、ウォードはすごかった。ダウンはしたものの、とにかくすさまじいタフっぷりで最後まで試合をあきらめず、そして最後まで動きつづける体力。10Rフルに戦い続けるその姿、とても37歳には見えません。

ガッティも完全にアウトボクシングをするわけではなく、ときおり凄まじい打ち合いを演じ、非常に見ごたえのある試合でした。