肌で感じたW杯。

日本で開催されながらも、あまり身近に感じることのなかったW杯。テレビをつければ放送しているし、いろいろなところで青いユニフォームを着た若者を見かけたりするものの、まるで遠い国の出来事のように感じていました。

ところが今朝、都内某所を歩いていたところ、1台の観光バスを見かけました。ちょうど交差点を曲がるところで、ふとバスの中に目をやると緑色のユニフォームを着た欧米人らしき人々の一群が。

で、みな前方を見つめる中、一人の若者(男性)が窓から身を乗り出し外の景色を見ていたのだが、ふと視線をそらし、ちょうどそこを歩いていた小生と目が合ったのであった。

どこの国のサポーターかはわからなかったのだが、国は違えど母国のチームを応援する心は同じ。そう思って小生は左手を天高く突き上げエールを送った。

それを見た若者、右手を伸ばし親指を突き出して小生のエールに応えてくれた。

そして、そのままバスは走り去っていった。

後で調べてみたら、アイルランドサポーターの一群のようだ。この一瞬の出会いがアイルランドチームへの親近感を高めた。

なんだかようやくW杯を身近に感じた出来事だった。

ちなみに今日のアイルランドの対戦相手は、同じアジアチームながら初戦にドイツに散々な目にあったサウジアラビア。何とか1勝をと死に物狂いでやってくるだろうが、ぜひアイルランドに勝ってもらいたいものだ。