ジョセフソン素子

このニュースを見てふと思い出す。

そういえば、最近は“常温超伝導”と言う言葉を見かけなくなったなあ。shikatetsuが学生ぐらいの頃は、この“常温超伝導”が世の中を変える!とずいぶん注目されていて、やれ“絶対温度で何度あたりで常温超伝導が確認された”とか、“さらに高温でも常温超伝導になる物質の開発に成功”とか新聞の片隅に載っていて、きっと21世紀には常温超伝導が可能になるんだろうなあ、なんて思ってました。(その頃、このジョセフソン素子、なんて言葉も良く見かけました。何に使うのかさっぱりわからなかったけど。今もわかってないんだけど(^^;。電圧の1次指標って何だ?)

ところが、いざ21世紀になってみると、常温超伝導の“じ”の字もみかけやしない。一体どうなったんだろうなあ、いろいろな研究は。やっぱりかなり難しいんだろうなあ。

この技術が確立すれば、CPUなどの高温になるチップすべてに冷却ファンどころかヒートシンクすらいらなくなるっていうのになあ。それどころかクロック数も際限なく上げられる可能性があるんだろうけど、夢また夢なのかなあ。

はたして目の黒いうちに、常温超伝導にお目にかかれるんだろうか。