ほとんどの人が使ってないでしょう。

Linuxをいきなりはじめた理由。それは会社内でサーバーを必要としたからだ。

サーバーって言っても、たいしたことをさせるわけではない。ルーターの役目をさせるだけ。

実は社内で導入しているADSLはタイプ1というもので、IPアドレスに制限があるもの。そのため、社内で使うPCが増えてくると、いろいろな問題が起きる。これを解決するための手段としてサーバーを考えた。

でも、実はもっと簡単な方法があることに気がついた。実はWin98SEから搭載された機能に『インターネット接続の共有』というものがある。今までぜんぜん考えたことがなかったんだけど、ふっと思い出し、早速テストしてみる。

まずはホストになるPCにイーサネットアダプターを二つ取り付ける。

次にそのマシンに『インターネット接続の共有』をインストールする。この際、クライアントマシン用の設定フロッピーを作ることになる。

そして、ホストマシンのちょいちょいとネットワークの設定を手直し。

これで設定完了だ。な〜んだか拍子抜けするほど簡単だった。

で、クライアントマシンに先ほどのフロッピーでちょいちょいと設定する(フロッピー内のエグゼファイルを実行するだけでOK)

これでおしまい。後は10BASEのケーブルを間違えないようにしてつなぐと・・・おお、簡単にネット接続できるぞ。

複数台つないでも問題なし。ホストマシンの負荷をシステムモニターで見ると50%ほどだ(CPU稼働率ね)

う〜むこんなに簡単なのか。さらにマックもつないで見ると、こちらも問題なくつながる。う〜む、OSの違いも関係ないのか。ちょっと感動してしまいました。

でも、サーバーとしての機能は単にIPを仮想で割り振るだけなのでほかには何にも出来ないけどね。でもこんなに簡単なら、ADSLとかCATVとかを自宅で使っている人には結構役立つかもね。