ミッドウェー海戦

NHKの番組でやっていたミッドウェー海戦の悲劇。

太平洋戦争の引き金となった真珠湾攻撃以来、連戦連勝を重ねていた日本海軍が崩壊するきっかけとなった海戦。

私は、歴史小説が好きでっていきなり話が変わるけど、とにかく歴史小説、特に司馬さんの本が好きで、歴史が動く瞬間の、特に歴史を動かした人々の言動にいつも感動している。時代の流れを肌で感じ、転機を鋭く捉える。そんな人々が日本を作ってきたといつも思っている。

ところが、このミッドウェー海戦を見て思ったのはそうでない人間が時代を動かせる地位にいたときの悲劇が、ものすごい大きいということだ。

常勝日本海軍というおごりが、作戦シュミレーション時に見つかった危険性を認識せず、実際の作戦行動時にも起こりえる事態や考えられる危険性を見過ごす。これが、作戦の失敗と海軍の没落を招くことになる。

もちろん、戦争賛成論者ではないが、このミッドウェー海戦のいってしまえば無能な指揮官たちのような人々が歴史を動かせる位置にいたときの悲劇は、私の心に大きな衝撃を与えたのである。

・・・・・なんて小難しいことを書いてますが、実はミッドウェー海戦のCGに感動してただけだったりするのである。