女子高生の気分
実は小生、膝にサポーターをしているのですが、これが安物(100円ショップで買った奴)のため、装着して歩き回っているうちにずりずりずり落ちてくるんですよね。
膝にしているサポーターなので、直そうとしたらズボンを捲り上げるかズボンを下ろすかしないといけないわけですが、公衆の面前でそんなことをしようものなら国家権力の前に屈することになっちゃいます!
かといって公衆と隔離された空間(要するにトイレだ)で直すにしても、あれやこれや持ったまま個室に入るのは面倒だし、大体公衆トイレって個室が汚いし狭いしでおちおちズボンをずりおろすわけにも行かず。
で、ふと思い出した。そういえばずりずりずり落ちるルーズソックスを愛用の女子高生は、なにやらずり落ちないようにするアイテムを持っているんだとか。
それはソックタッチなるアイテムだ!(どどーん!
自称四十路の見るからにむさくるしいおっさんが、女子高生がきゃぴきゃぴ(死語)しているお店でソックタッチを買う、なんていうのは想像するだけで恐ろしいことだったので、老若男女を問わず客がごろごろしている100円ショップで似たような商品を探すことにしてみると、さすがに何でも取り揃えているだけあってお目当ての商品を発見。
レジを見ると他の客はいない、店員も男だ!今がチャンスとばかりにソックタッチ(もどき)を片手にレジに持っていって100円(と消費税の5円)を投げつけ『レシートはいらんぜよ!』とさささっと買ってきたわけです。
で。
ちょっとこぎれいなトイレを探し出し、個室に篭っておもむろにズボンを下ろし、自称四十路のおっさんが毛むくじゃらのすねにソックタッチを塗ってサポーターを直してました!
で、早速外を歩き回ってみると、おおーずり落ちないずり落ちない。こりゃあ感動だ。
と、言うわけで。
ソックタッチ(もどき)を手放せなくなった自称四十路の男がひとり、今日もサポーターのところを塗り塗りして悦に入っていました、とさ。