こだわり

トヨタから新型ヴィッツ(フルモデルチェンジ)が発表されましたが、小型車好きな小生としては非常に興味津々。

で、早速カタログサイトをチェックしてみる。このクラスでは現在絶好調なホンダのFITを意識してか燃費もかなりよくなり、中もだいぶ広くなった(ように見える)し、こりゃあ売れるなあと思ったんですけど、ひとつだけ気に入らないことが。

それはヘッドライト。

現在ヘッドライトは大きく分けて二つの方法があります。ひとつは従来のハロゲン式ヘッドライト。それなりに光量を確保できる、つまりそれなりに明るい方法なのですが、もうひとつの方法であるHIDに比べちゃうとかなり見劣りがします。

HIDは出た頃は非常にお高く、高級車にしか装着されてませんでしたが、まだまだハロゲン式に比べると高いものの、現在は軽自動車にも採用されるほど普及しつつある方法。

普段待ち乗りしかしないような主婦でも、夜走るときには明るいヘッドライトの方がいいにきまってるんですよ。というのが小生の持論。

で。

今回のヴィッツのカタログを見ると、スポーティー仕様のRSには標準装備となっているものの、他のグレードには未装着。というかメーカーオプション設定すらされてません。

言い換えるとトヨタは、ヴィッツについて言えば多く売れる普及グレードにはHIDは不要で、あまり買う人のいない、というかマニュアル大好きな若者とかしか買わないようなスポーツグレード以外にはHIDなんて必要ないんだぜぇ!と言い切っているわけですね(独断)。

一方のホンダは最安値のグレードこそメーカーオプション設定がないものの、ほぼ全車種でHIDを選べるようになってまして。

ホンダのほうがユーザーの利便性を考えている、と思うのは突拍子もなさすぎですかね?

まあそんなことを考えているやつはほとんどいないと思うんですが、小生にはどうもその辺の所が気になって気になってしょうがありません。新車シェアが5割になろうかというトヨタですが、今回のヴィッツについてはちょっといただけないなあ。