腰
目が覚めていつものようにがばっと起き上がろうとしたとき腰に激痛。あたたたた、そういえば昨日腰を痛めたんだっけ。
で、腰に負担がかからないよう一度うつぶせになり、そろりそろりと起き上がろうとするが、四つん這いになったところで動きが止まった。
ここから上半身を起こしてスクワットのごとく立ち上がろうと思ったが、上半身が起こせない。
それじゃあ足を折り曲げて短距離走のスタートのように立ち上がろうと思ったが、足を体の下にもってこれない。
いろいろ起き上がろうと工夫をするが、どの体勢でも腰に激痛が走り起き上がれない。
『お〜い』
しょうがなくかみさんを呼ぶ。で、後ろから抱きかかえてもらいようやく立ち上がる。
立ち上がることは出来たが、その後が大変。ご飯は食べられたものの歯磨きで口をゆすごうとして前かがみになろうとするといてててて。顔を洗おうとするといてててて。
こりゃあどうにもならないということで近くの病院へ行くことに。もちろん一人では歩くのもままならないのでかみさんに付き添いをお願いした。
さて病院。
一体この町のどこからこんなに人が集まってきたのかというぐらい凄まじい人が待合室に。総合病院でおまけに月曜日ということも重なったためのようだ。
で、手続きを済ませ待合室へ。
・・・・。
待つこと2時間。病院に行くと病人が病人らしくなるのはまさにこのせいであろう。日本の医療はここを何とかしないといけない、なんてことを考えながら座っているイスは整形外科用にあつらえてあるというやや座面が高めのイス。
『座るのが困難な人用に座面を高くしたイスです。』
なんて張り紙があり、周りを見渡せばまさにそんな老人がわらわら。三十路とはいえ外見は壮健そうなおっさんがその中にまぎれて座っているのはなんとも妙な風景です。待つことよりもそこに座らざるを得ないことが苦痛な2時間であった。
まあそんなこんだがあり診察を受け、いちおうレントゲンをということでレントゲン室にいき、台の上に仰向けに寝てくださいねと言われたのにうつぶせに寝て技師さんに笑われたのは内緒だ。
で、レントゲン写真を持って再度診療室へ。
結果:単に筋肉を痛めただけだろう
ということでした、ちゃんちゃん。