電車シリーズ何弾目?

はい、毎度おなじみ電車シリーズ。今日はますますもって面白くない、でしょう。

電車の中で読書。いつものように入り口そばに突っ立って本を読んでいた。

車内はそれほど混んでいなかったが駅を重ねるに連れだんだん人が増えてくる。で、最初は人がほとんどいなかった小生の周りにもだんだん人が集まってくる。

で、ふと気がつくて小生の手のそばになにやら白魚のような美しいお手々が。小生の本の位置がちょうど手すり(上から下に伸びるやつね)のそばにあり、そこへその美しいお手々が捕まっているのだが、小生の本の位置がなかなか微妙な位置にあり、そのお手々がなにやら微妙な動き。

手すりにつかまろうとするのだが、電車が揺れると小生の本が当たりそうになり、そうするとそのお手々が手すりから離れそうになるのだが、また電車が揺れると本が手すりから離れ、そうするとそのお手々が手すりにつかまろうとするのだが、また電車が揺れると本が当たりそうになり、そうs(エンドレス)

なにやら憧れの男の子とはじめてデートする初心な少女が手をつないで歩きたいのに歩けない。指が触れ合いそうになるのに触れ合えない、なんだかそんな感じでとってもどきどきしました。

そんなどきどきするような雰囲気の中、読んでいる本はなんだったかと言えば人生とはこれ斬人なりというすさんだ人生を送った剣客のお話だったのは内緒。殺陣のどきどき感と指と指が触れ合いそうになるどきどき感はとっても似ていますよね(うふ)