なかなか面白い技術

テレビ東京WBSトレたまで昨日紹介されていたのは“音の見える”カメラ。

まあカメラというより画像処理技術というべきか。

簡単にいうと、PCのモニターに映し出された風景のどこからどれくらいの音が出ているのかを色によって表示するというもの。

放送の中では研究所の風景が映し出され、そこに所々音が発せられている場所が表示されている。普通にその風景を見るとわからないのだが、モニターで色がついた場所を調べるとエアコンの室外機があり、確かに音の出る場所がわかるようになっていた。

音の強さは測定できるし、方向もある程度はわかるけど、どこからどれくらいの音が出ているかを視覚化できるっていうのはなかなかすごい技術。

この技術が汎用化すれば、たとえばバードウォッチングなども鳥の鳴いている場所をすぐに特定できたり、防犯装置に活用したり、騒音の源を調べたりといろいろなことができそう。

ただ、現時点ではカメラに5本のマイクとそれを分析する機械?が大きなスーツケースほどのサイズもあったので小型化はなかなか難しそうだけど。