鬼武者2

昨日かな?カプコンからメールが来て、鬼武者2の内容が決まったとのこと。で早速PRのサイトをのぞいてみる。

主人公はなんと柳生十兵衛。時代が合わないじゃん!と思ったら、柳生石舟斎のことでした。あの剣聖上泉秀綱の弟子にして徳川家康に無刀取りの秘技を披露した石舟斎。

最近の人にわかりやすく言うと(ってそんな人見に来ているか?)、週刊モーニングに連載中の『バガボンド』にちょうど出ているボケた(ボケてないけど)、お通さんと漫才やっているご老人ね。

何でもカプコンいわく、“十兵衛”というのは柳生家当主の幼名とのこと。で、鬼武者に収録されていた予告編では眼帯をしていたが、石舟斎に決まったということで眼帯はなくなりました(石舟斎に眼帯というのはどの小説や漫画にもない)。さらに驚くべきことは・・・・

演じるのは故・松田優作

いやはやこれには驚いちゃいました。まさか故人をゲームの主人公にしちゃうとはね。まあ、それだけCGの技術がすごくなったということか。でも、せりふはどうするんだろう。まさか今までのせりふから五十音を抜き出して合成するのかなあ。それとも、誰かの吹き替えかなあ。気になります。

さらに同時に登場する人物の中に“マゴイチ”の名が。雑賀孫市、本名鈴木孫市は、日本の鈴木姓の祖と呼ばれる人物で、司馬遼太郎の『尻啖え孫市』の主人公であります。雑賀党(雑賀衆か?)の党首にて鉄砲(火縄銃の時代のね)の名人。信長や秀吉を苦しめた人物でもありますね。まさか孫市を脇役で使うとは思わなかったが、いったい石舟斎とどう絡めていくんでしょうねえ。

さらに若き日の石舟斎ということなら、当然上泉秀綱もださにゃあ変だと思うけど、多分出てこないんだろうなあ。

鬼武者ではストーリーをうまくまとめてましたが、鬼武者2ではいったいどんなまとめ方をするんでしょうか?来年3月発売予定ということだが、今から楽しみですぅ。