MPEG1/2同時録画プラグイン2

続き

VAIOのRシリーズ(通称テレビ録画パソコン)はテレビ番組などを受信するとともに、それをリアルタイムでMPEG2に変換しながら録画するんだけど、この“MPEG2”に変換するのにはVAIOの場合専用のボードが使われている。つまり、ハードウェアによりリアルタイムに変換するようになっており、うちのR50みたいにCeleron466MHzが積んである時代遅れのPCでもCPUに負荷がほとんどかからずにMPEG2録画が可能になっている。

ところが、今回のようにMPEG2とMPEG1で同時録画する際、ハードウェアでエンコードしたMPEG2ファイルを、ソフトウェアエンコードによりMPEG1にするためCPUが遅いとえらく時間がかかってしまうのだ。

ためしにやってみたところ、わずか5分足らずの録画でも変換に10〜15分近くかかってしまう。つまりMPEG2での録画は放送時間通りに終わるんだけど、同時変換させているとそのあともMPEG1への変換が放送時間の倍以上かかる、ということになってしまう。

もちろん高速なCPUのマシンだとこの時間は短縮されるだろうから非常に便利なんだろうけど、うちのR50ではぜんぜん使えないことがわかったのだ。というわけでこのプラグイン、ほとんど使うことがないであろうということになりました。

あ、ちなみにこの機能は“プラグイン”とはいっているものの、単独のアプリとなっているため、起動させておかないとまったく機能しません。タスクトレイに常駐させることが出来るけど、使わないのであれば起動させる必要もないっていうのはいいんだけどね〜、うちのR50には荷が重いね〜。

・・・・やっぱりCPUをPentiumIII800MHzぐらいにしないとだめかなあ。う〜む。